こちらのページでは、執事歌劇団が過去に開催した公演内容をご紹介いたします。
各作品のダイジェスト解説や各シーンの写真・関連商品も掲載しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
お嬢様にお仕えするお屋敷の使用人~フットマン~たち。
体調が悪いというお嬢様を元気付けたいと考えた彼らは、使用人という立場でできる精一杯の贈りものとして歌声を届けようと決める。
お嬢様を思い、お嬢様のためだけに歌う彼らは、やがて大旦那様より「執事歌劇団」の名をいただくこととなる。
執事歌劇団の結成を描くとともに、初めての舞台公演作品ともなった記念すべき作品。
すべてはお嬢様、あなたの笑顔を生み出すために――。
誰もが心に秘めた使用人としての信条―クレドー―。少しずつ形は違えども、お仕えする主人を大切に思う気持ちは同じはず……だったのに。
大切だと思う気持ちの形、大きさ、その質感の違いが衝突を生み出してしまった葵と環。
それぞれが胸に刻んだ信条は、ぶつかり合って歪むでもすり減るでもなく、より純粋でより確固たる感情を浮き彫りにしていく。
不器用だからこそ隠せなかったり、不器用だからこそ隠していたかったり。
使用人の気持ちのあり方は、かんたんでいて難しいようです。
飼い猫の“みのる”がお嬢様の大切な鍵を持っていってしまった!
遠矢はみのるを追ってお屋敷裏の森の中へと足を踏み入れていく。
そのころお屋敷では、葵が椎名の日誌に書き込まれた“白薔薇の君”への激しい愛情を知り、戸惑っていた。
鍵を追う遠矢が出会う森の中の不思議な世界と、行き場を失った葵の椎名への信頼、そしてお嬢様を思う気持ち――。
今一度問われる「使用人としての気持ちのあり方」は、答える者によってこうも変わるものなのです。
年に2度行われる使用人の実力試験。
成績優秀で昇格を持ちかけられた百合野だったが、お屋敷を去り家業を継ぐことを決断した。
それに対し、成績不良のためにお屋敷を去れと言い渡されてしまった葵。
相対するふたりの立場が生む葛藤はまわりの使用人たちを巻き込み、築いてきた絆に友情にひびを入れてしまうことになる。
なぜか言えない「ごめんなさい」と、言わなきゃいけない「さようなら」。
時に簡単な言葉ほど口に出すのは難しいのですね。
朝からご機嫌ななめなお嬢様。原因は一体なに?
使用人たちに「みんな辞めちゃえ!」だなんて、これはただごとじゃない!
自分に非があるのではと悩む環にさしのべられた救いの手は……。
どうにかお嬢様のご機嫌を取ろうとあの手この手をつくす使用人たち。
果たしてお嬢様の不機嫌の原因は? みんな辞めなきゃならないの?
バレンタインを過ぎた雪の季節にお贈りするほんのり甘い物語。
つもる想いは解けることなく、どんな雪より深くあたたかいもののようです。
「あるハロウィンの夜、ひとりの使用人が死にました……」
バラの花に閉じ込められた吸血鬼。
むかしむかしお屋敷を血の海に変えたとされる恐ろしい吸血鬼が、ハロウィンの夜によみがえってしまった。
お嬢様を守るため、勇気を振る絞った使用人たちが吸血鬼の前に立ちはだかる、かつては同じ使用人だった吸血鬼。
彼はどうして吸血鬼となり、そしてバラの花に閉じ込められてしまったのでしょうか?
彼は本当に人を襲う恐ろしい存在なのでしょうか?
「書かれていること」が真実であるとは決して限りません。
大旦那様もお嬢様もお出かけになったある日。
伊織は、かつて私室として使っていた「穴倉」と呼ばれる狭い書庫の整理を任されていた。
そこで見つけた見慣れない小さな扉に手をかけた瞬間、まぶしい光とともに伊織は扉の中へと吸い込まれてしまう。
扉の先は……昭和14年のお屋敷だった!?
当時の使用人たちや帝国軍人に囲まれた昭和のお屋敷から、伊織は無事生還できるのか?
昭和という時代を感じさせる劇中歌も魅力的な作品でございます。
19世紀末イギリス――ロンドンを騒がす大泥棒・怪盗マリー。
彼の次なる獲物は、郊外のお屋敷ロゼッタアビーに眠る彫刻「赤の女王」だった。
行儀見習いとしてやってきた子爵家の3男坊クリストファーは、ロゼッタアビーに勤める訳あり使用人たちとともにお嬢様のもつ赤の女王を守ろうと決起するが……。
酔っぱらいにぶきっらぼう、「完璧」な騎士様にもじゃもじゃ頭のくいしんぼう、果てはメイドにいたるまで、個性あふれる登場人物たちが活躍する涙あり、笑いありの第8回公演でございます。
いつもと変わらぬ給仕をこなす使用人たち。彼らのもとへ不思議な客人がお嬢様を訪ねてきた。
顔も見えないほどの不自然な出で立ちの訪問客――彼がお屋敷に青天の霹靂をもたらす。
「お嬢様が……結婚!?」
お屋敷にとって大変喜ばしいはずの事態に困惑する使用人たち。
祝福か、抵抗か、はたまた……。
突きつけられた現実に彼らの出した答えとは?
ある日お屋敷に「精密機器」と書かれた大きな荷物が届いた。
中から出てきたのは……ロボット!? それは完璧な使用人として作られたロボット
AHS-08SCだった。
立ち居ふる舞い、言葉使い、紅茶の淹れ方にいたるまで、椎名と百合野が作り上げた
プログラム「CREDO」が完璧にシミュレートする……はずだったのだが??
執事歌劇団の記念すべき第10回公演。
はたして完璧で不器用な物語の行方とは?
大企業の御曹司たちのみが通うことを許される私立麗朋学園高校。
そこに今年度から「使用人クラス」なるものが新設された。
学園に君臨するエリート生徒会と、右も左もわからない新入生の使用人候補生。
交わることのないはずだった彼らが出会うことで起こる衝突。
育った環境も価値観も違う彼らはどんな化学反応が起こすのか……。
執事歌劇団が送る、甘酸っぱさとほろ苦さを混ぜ合わせた至極の青春学園物語。
名門ファルファラ家の屋敷にてお嬢様に仕える使用人エルモは、覚えのない強盗殺人の罪で投獄されてしまった!
密売人、脱獄常習犯、海賊、自称忍者に、果ては『世界に終末と審判を齎らす神の雷』を左手に宿す(らしい)傷害犯!?
監獄の中は危険な犯罪者でいっぱい。
マフィアの陰謀で投獄されたことを知ったエルモは、同時にお屋敷がマフィアに狙われる危険性に気づく。
マフィアの襲撃までタイムリミットは1週間。
自らの潔白とお嬢様の身を守るために脱獄を決意する。
使用人エルモ・オルセットの脱獄劇、開幕!