お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。
的場でございます。
ギフトショップは本日で10周年を迎えるはこびとなりました。
私がギフトショップでお仕えを始めたのはもう7年半も前のこととなります。
長い時をギフトショップで過ごしてまいりましたので、様々な出来事がございました。
私が参りましたばかりの頃は、あまり上手に周りの使用人に頼ることができずに
一人で何でも頑張ろうとしてしまい失敗することが度々ございました。
ギフトショップのメートル・ドゥ・ヴァンドゥールとして張り切り過ぎたところもあったのでしょう。
おかげで体力はつきましたが、やはり一人でできることには限界がございます。
少し落ち着いて、現在のギフトショップのことを思ってみます。
センスの部分は桐島と才木が担当してくれております。
フォトブックなどのお品物の形や雰囲気を作るだけでなく、撮影全体のテーマを次々と生み出してくれております。
今回10周年に合わせて朗読を企画してくれたのは才木で、他のメンバーも快く参加してくれました。おかげで楽しい雰囲気の撮影になりました。それが本当かどうかはCDをお聴きになっていただければ一目瞭然でございます!
また、朗読に合わせて伊織が紅茶をブレンドしてくれました。
様々なフレーバーティーやハーブをブレンドして、ギフトショップのヴァンドゥールたちのような賑やかな紅茶に仕上がっております。
この度の10周年を迎えるにあたってはまずは能見が記念のワインを選んでくれました。
「おめでとう」の気持ちと、虹がデザインされたギフトショップの明るい未来を示したワインをチョイスしてくれました。
明石は何かしているのか?でございますか?
彼は最も日々のギフトショップを支えてくれている使用人と言っても過言ではありません。
その柔和な空気感でお嬢様は勿論のこと、周囲の使用人の心をも柔らかくする使用人なのです。
私が急な執務でギフトショップを任せる時も嫌な顔ひとつせず頑張ってくれる、頼れる使用人なのです。
今、私の周りには心強い仲間がたくさんおります。
ここで名前が出なかった使用人にも助けていただくことはたくさんございます。
最後に「みんな大好き全員集合ステッカー」のお話をしたいと存じます。
こちらは「別宅でも使用人みんなの顔が見たい!」「また藤堂執事に会いたい!」というお声を形にしたお品物でございます。
お嬢様に支えられて、私は今ここにおります。
お嬢様が、今のギフトショップを形作ってくださいました。
大旦那様も巻き込んで、お屋敷全員で11年目も楽しく新しいことにチャレンジしていければと存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。