映画~迷いの続き~

 

お嬢様如何お過ごしでございますか?明石でございます。

前回に引き続き今回も映画について書かせていただきます!
(じ、次回こそ変身を!!)

ということで早速、前回の続き第6位から!!
(今回もお嬢様から教えていただいた映画は除いております)

第6位  ジャンル コメディ

「お熱いのがお好き」

ついにきましたか!ビリー・ワイルダー監督の作品が、、、
私、過去のブログで書いたかもしれませんが、この方の作品が大好きでございまして、迷ったあげく”コメディ”で挙げさせていただきました。(とは申しましても候補作品にもたくさん挙げておりましたが、、それと先に言ってしまうと、実は第2位も彼の監督作品でございます!)

是非、笑いや清々しさを求めてらっしゃるお嬢様にはご覧いただきたい映画でございます。あと、かの有名なマリリン・モンロー氏の魅力もこの映画で初めて分かりました。

コメディ映画の候補作品

「モダン・タイムス」「あなただけ今晩は」「俺たちは天使じゃない(1989年制作)」
「スティング 」「男はつらいよシリーズ」等

第5位  ジャンル アクション

「椿三十郎」

これまたどこかのブログでちょこっと書かせていただいた監督、黒澤明氏の作品でございます。

黒澤明といえば日本史上最高の監督との呼び声も高く、素晴らしい作品の数々は日本のみならず海外でも高く評価されており、影響を受けた外国の映画監督も少なくありません。

例えば「スター・ウォーズシリーズ」でお馴染みの「Cー3PO」と「R2ーD2」は映画「隠し砦の三悪人」のとある登場人物をモデルにしていたり、マカロニ・ウェスタンの金字塔「荒野の用心棒」は映画「用心棒」から着想を得たとされております。

そして今回私はそんな黒澤明氏の映画の中でも一番大好きな「椿三十郎」をアクション部門で選ばせていただきました。俳優、三船敏郎の格好良さは男の憧れでございます。

アクション映画の候補作品

「用心棒」「プロジェクトA」「パルプフィクション」
「マッドマックスシリーズ(1、2、怒りのデスロード)」等

第4位  ジャンル ドラマ

「ショーシャンクの空に」

今回様々なジャンルの中から一番と言える作品を選んでおりますが、一番迷ったのがこの”ドラマ”でございます。理由と致しましては、私が好きな映画のジャンルがいわゆるヒューマンドラマというのもございますが、一番はドラマ映画かどうかの境目が難しい所でございます。
調べてみるとドラマ映画というのは「人間関係の発展」「ドラマティックなテーマ」「心の葛藤」などを扱う作品らしく(ウィ○ペディア参照)言ってしまえば前述した、いくつかの作品にも当てはまっているような気が致します。
なので今回は候補作品と併せて強引に決めさせていただきました。

そしてなぜその中でも「ショーシャンクの空に」を選んだのか。実は私、この映画を初めて鑑賞したのがつい最近でございました。

今までにこの映画を見たという方々から感想を聞く機会があったのですが、ほぼ全ての方が絶賛されており、さらによくある映画ランキングなどでも、よく上位に挙がっておりました。

拝見する前からそこまでの評価を聞くと、嫌でも期待が膨らんでくるものでございます。だんだん私も「せっかくなら良きシチュエーションで見たい!」と、思いはじめました。すると今年、なんと「ショーシャンクの空に」が4Kデジタルリマスター版で劇場公開されたのです!
私は大きな期待を胸に劇場へ参りました。そして見終わった後思いました。

「大スクリーンで見れて良かった!!!(感涙)」と、、、(実際には泣いていませんが)
まあ何にせよ、あれほどの期待をしっかり超えてくる作品はそう多くは無いかと存じます!
(ただ一つ残念だったのは大きなネタバレを鑑賞する前から知ってしまっていたということです。1994年公開なので仕方がないといえばそれまでですが、、、)

ドラマ映画の候補作品

「カッコーの巣の上で」「グラン・トリノ」「スリー・ビルボード」「セッション」
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「フォレスト・ガンプ/一期一会」等

第3位  ジャンル SF

「インターステラー」

SF。つまり空想科学を題材にしたジャンルでございます。未知の生物、超次元的能力、タイムトラベル、そして宇宙、、このカテゴリーにも数多くの名作がございます。
ただ私はSF映画でいうならば古い作品よりも比較的新しい作品の方が好きになる傾向がございます。
それはなぜか?
これはあくまでも主観でございますが、SF映画で感銘を受けるポイントとしてストーリーの他に、自分では思いつきもしない未来へのイメージと、それをいかに美しい映像で表現できるかも大切だと考えております。

つまり今まで思いつかなかった発想はもちろんのこと、過去にあったアイデアでも技術力の上がった現代で制作した映画の方が視覚的に感動しやすい気がするからです。(無論、2001年宇宙の旅やブレードランナーのような、その枠に収まらない映画もございますが、、、)

そしてこの「インターステラー」でございます!
初めてこの映画を見たときの衝撃は今でも忘れられません。
監督クリストファー・ノーラン氏の頭の中は一体どうなっているのかと、、
宇宙で起こるあの有名な現象をああいう風に映像で表すとは、、
そしてあのシーン、、二回目の鑑賞でも涙が流れました。(今回は実際に泣きました)

SF映画の候補作品

「インセプション」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「第9地区」
「ターミネーター2」「未来世紀ブラジル」

お嬢様ついに3位~10位まで完成いたしました!

残すこと2位、そして1位のみでございます!
しかもここからはすでに決まっておりますゆえ、気楽なものでございます。

ではあまりもったいぶってもしょうがないので早速!

第2位

「アパートの鍵貸します」

こちらは先ほども触れたビリー・ワイルダー監督の作品でございます。

何が良いのかと申しますと、まずビリー・ワイルダー氏の作品(コメディー色の強い作品)は総じて爽やかで不快になることがございません。
そして何と言っても演出やセリフ回しがすごくお洒落でございます。特にセリフは間違いなく真似したくなります。

それと忘れてならないのが主人公ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの名コンビぶりでございます。この二人の何が私の心に響いたのかは分かりませんが、この二人が演じる役柄の表情からは、常に魅力が溢れ出ている気が致します。ちなみにコメディ映画の候補にある「あなただけ今晩は」にもこの二人が主役として出演しております。

なぜビリー・ワイルダー作品の中でこの映画が一番好きなのかは自分でも良く分かりません。細かく考察すれば好きなポイントが論理的に解るかもしれませんが、今回はやめておきます!

では次が最後の作品でございます!

第1位

「ペーパー・ムーン」

この作品はとある詐欺師の男と母親を亡くした少女が織りなすロードムービーでございます。
私はこの映画を初めて見たとき、今までで一番好きかもしれないと純粋に思いました。
もちろん今もその気持ちは変わりません。

この映画の魅力を一つだけ伝えるとするならば、少女アディを演じる女優テータム・オニールでございます。
当時まだ10歳だったこの少女の演技力には、老若男女全ての人々を笑顔する力があり、この映画を見終えたあとに、この少女が史上最年少で助演女優賞を受賞することに異を唱える人は恐らくいないことでしょう。

「アパートの鍵貸します」にも言えますが、私は難しいことを考えずに優しい気持ちで見れる映画が一番合っているのかもしれません。

(ちなみにテータム・オニール氏が出演している「がんばれ!ベアーズ」という作品もおススメでございます)

いやいや、ついに私の映画ベスト10が決まりました。

これで「好きな映画10個挙げるとしたら何!?」という質問が来ても、淀みなく答えることができます!

一応、1位~10位までをもう一度並べると。

1位 「ペーパー・ムーン」

2位 「アパートの鍵貸します」

3位 「インターステラー」

4位 「ショーシャンクの空に」

5位 「椿三十郎」

6位 「お熱いのがお好き」

7位 「ノーカントリー」

8位 「ゴースト/ニューヨークの幻」

9位 「マイ・フェア・レディ」

10位 「容疑者Xの献身」

素晴らしい、、
ジャンル別に選んでいるのでバラエティに富んでいるのも高評価でございます!

是非お嬢様も自分だけのベスト10を作ってみてくださいませ!

後編完

今回も長きにわたり私の阿呆な考えに付き合っていただき誠にありがとうございます。
また機会があれば違う形で映画について書くかもしれません。

少しでも楽しんでいただけたならば、幸いでございます!

おまけ 最近、野菜ジュースを飲んでおります。

終わり。