記念2

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。明石でございます。
では早速前回の続きを書かせていただきます。

第七回「夏のおすすめ」第十二回「怖い話」

ホラー回。第七回でおすすめの怪談の読み方を書いたのちの、自身で書いた怖い話を読んでいただく合わせ技。懐かしゅうございます!
ただ、、、実際に第十二回は怖がっていただけたのだろうか?

いや、多分ご感想の比率を考えるにまだまだ改良の余地がありそうです。もしまた怖い話を書かせていただくならば取り敢えずもう少し短くまとまった文章に仕上げとうございます。(もしかしたら一番長い文章かもしれません笑)

そういえば最近拝読した怖い話(?)で、面白いものがございました。(ご存じのお嬢様もいらっしゃるかもしれません)
まず自室を頭の中で想像します。その後、扉を開け全てのお部屋を回ります。
リビングや寝室は勿論、お風呂やトイレも回ります。そして最後に初めにいた自室へ戻ってきます。では質問です、お部屋のどこかで誰かと会いましたか?

ほとんどの方が誰とも会わないそうです。私も会いませんでした。
ただ、その逆。もし誰かと会ってしまった場合、そのお部屋は、、、、というお話しでございます(笑)

まあ、お嬢様のお屋敷やご別宅では、心配ないかと存じますが、、、

第八回、第十回、第十一回「走れ明石」

、、、そうですね。取り敢えず○○シリーズとカテゴリー分けするならば「パクリシリーズ」で間違いないでしょう。
ただこの作品を書いてみて思ったのが「オマージュするのも難しい」ということです。
既存の作品に自分自身が考えた風景や言葉を当てはめるのが中々に困難で、前編のファミリーレストランのくだりや中編の染瀬が自転車で駆け付けるシーン等は、いささか強引だった気がいたします。

そういえば染瀬(ぬりせ)が初めて出てきたのもこのシリーズでしたね。
彼は”セリヌンティウス”のポジションとして書いたのですが、この後の作品にも登場させるとは思ってもみませんでした。彼がいると話が膨らみ助かっております。(あと大家さんも)

第九回「夏の思い出」第十九回「とあるクッキー」

この二作品の共通点は、ギフトショップでお出しした明石考案お菓子にちなんで書いたということですが、残念なのが文章を読んでも全くお菓子の説明が無いということ!!

例えば去年の八月にお出しした「夏の思い出」は金魚鉢型の容器にラムネのゼリーと桃の果肉、さらにパンナコッタを合わせたスイーツなのですが、一切そんな説明が書かれていない!!
強いて言えば、明石太郎がラムネを飲んでいるという申し訳程度の情報のみ。

「とあるクッキー」もそうです。これも「白イルカのクッキー」という塩味のあるクッキーにアイシングを施したお菓子で、それを考案した時に掲載したのですが、そんな情報どこにも書かれておらず、それどころか本物の白イルカを使っているのでは?というミスリードのおまけ付き。折角パティシエの方々が美味しく作ってくださるのに酷い話でございます。(白イルカのクッキーのプライスカードも)

それと話は変わりますが、夏の思い出や白イルカのクッキーを一度でもご用命いただいたお嬢様、毎回お手に取ってくださるお嬢様、これからお召し上がりになる予定のお嬢様、ありがとうございます!

第十四回、第十五回「カサゴのギョナサン」

私明石、お縄を頂戴する覚悟は出来ております。

この作品は世界的大ベストセラーの「かもめのジョナサン」をオマージュした作品でございます。
ただ、お話しの途中で出てくる哲学や精神世界は私の力量ではオマージュ出来ないので、中間部分を大幅な改変と省略をし、ラストシーンに繋げさせていただきました。
実は個人的に気に入っている作品の一つで、技の名前をそれっぽくしたり最後のポコピーの前にギョナサンが現れるところなど書いていて面白かったです。(オマージュ作品でございますが笑)

そうそう、それと後編に出てくるギョナサンの生徒、クリス・マートン、アニー・キーディス、トム・ヨースター、彼らの名前は、、、、(第二十回に続く……)

第十七回、第十八回「クリスマス」

お嬢様方は最近巷でよく耳にする”黒歴史”という言葉をご存じでしょうか?
「恥ずかしくて言葉に出来ない」または「無かった過去にしたい」等の意味があるらしいのですが、私にとっての”それ”がこの作品でございます。

とは言いつつも書いているときはとても楽しく、途中までは中々の出来栄えと自負しておりましたが、
”根宮にか子”彼女が出てきてからは感想が一変します。

このお話はクリスマスシーズンということで恋愛をテーマに書かせていただいたのですが、それが間違いでございました。見どころであるはずの根宮さんと染瀬君の会話のシーン、ピーマンのように中身がからっぽでございます。(いや種があるだけピーマンの方がましか、、、)

こういうラブストーリーこそオマージュするべきかもしれません。(ただ、ラブストーリをもう一度書く可能性は、私がティーサロンに立つ可能性より低いかもしれませんが)

第二十回、第二十一回「音楽」

来ましたか。「趣味シリーズ」の中でも最も自己満足度の高い作品が!

まあ、まずは先ほどのギョナサン回の続きを、、、
実は彼ら弟子たちの名前は私が好きなコールドプレイのクリス・マーティン氏や、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディス氏から影響を受けております。(ちなみにトム・ヨースターはレディオヘッドのトム・ヨークという方)
だから何だという話ですが、まあちょっとした遊び心でございます。

そんな小ネタの回収も入れた「音楽」回はMVを拝見しながら書き起こすだけで面白く、新たな発見も見つかり私もとても楽しませていただきました。
この回もポカンとされたお嬢様が多かったかと存じますが、私は少しでもご覧いただけただけで嬉しゅうございます。
ちなみに”Avicii”や”2CELLOS”や”Weezer”というアーティストも最近聴いており、おすすめでございます。

Avicii、「Waiting For Love」

2CELLOS、有名な海賊映画のカバー曲、「 Wake Me Up (Aviciiの楽曲のカバー)」

Weezer、「All My Favorite Songs」、「Perfect Situation」

次が最後でございます。

第二十二回、第二十三回「記念」

自分で書いたブログを私自身が振り返るという変な企画も終わりが近づいてまいりました。
こうして振り返るともう二十三回でございましたか!つまり一月にだいたい二回ほど。
文章が得意ではない私にしては上出来でございます。

くどいかもしれませんが、それもこれも全てはお嬢様のおかげでございます。
また一年間くしゃくしゃになりながら執筆させていただきますので、ご覧いただければ嬉しゅうございます。
今回も誠にありがとうございました。

追伸、そういえば最近明石太郎を書いていないですね。

終わり。