全国のサッカーを愛するお嬢様、お坊ちゃまこんばんは。実況のアカシJでございます。
今夜は極々少数であろうサッカーをあまりご存じでないお嬢様、お坊ちゃまに向けて、元サッカー日本代表でオリンピックの経験もある明石次郎氏を解説にお迎えしサッカーについてご説明いたします。
J:次郎さんよろしくお願いします。
次郎:よろしくお願いします。
J:初めに、何故このような場を設けたかと申しますと、来月には東京オリンピック、延いてはサッカーU-24、日本女子サッカーが始まります。
勿論、賛否両論あり開催されるかは分かりませんが、もし開催された場合「ルールが分からない方にも楽しんでいただきたい」という思いがきっかけで設けた次第です。
次郎:なるほど、確かにスポーツはルールが分かると途端に面白くなりますからね。
J:はい。ということでサッカーのルールや魅力、さらに次郎さんも経験があるU-24代表の注目ポイントをお話しいたします。
次郎:まずサッカーとは丸い球体を使用し11人対11人で行います。基本的に手は使えず(ゴールキーパーは除く)縦105メートル、横68メートルのフィールドを選手が縦横無尽に動き相手のゴールにボールをシュートし点数を競います。時間は前後半45分+ロスタイム(1~5分ほど)でトーナメントなど引き分けで終わらない試合に関してはさらに延長戦(前後半15分)やPK戦などもございます。
J:やはり選手とボールが流動的に動くところがサッカーの面白いところですか?
次郎:ええ。特にボールをゴールまでどう運ぶかが面白く、個人技でドリブルをするか華麗なチームワークでパスを繋ぐか、チームによってボールを運ぶ戦術も違いますので、そういったところに注目するのも良いかもしれません。
J:あとはゴール前の攻防も見どころの一つですよね!
次郎:そうですね、シュートが決まる瞬間が一番盛り上がりますから。オフェンスは必死に点を取りに行き、ディフェンスは死に物狂いで守り、さらに1点を争う展開ともなるとより苛烈になりますね。
J:お互い一歩も譲らない試合をして、最後の最後で1点取られるのは悔しいでよね。
次郎:はい。記憶に新しいところですと2018年ロシアワールドカップ決勝トーナメント一回戦で日本代表がベルギー代表にロスタイムギリギリで1点を決められ敗北を喫しました。あれほど悔しかった日は無かったですね。
J:私も泣いてしまいました(笑)。他にもルールなどで難しいポイントはございますか?
次郎:やはりオフサイドですかね。サッカー未経験者はこれに泣かされることが多いですね。
簡単に説明いたしますと味方からパスを貰う時、ゴールキーパーを除く相手チームの最後尾にいる選手より後ろで貰ってはいけない。ただしパスを出した後に最後尾の相手選手の後ろに走りこんで貰うのは反則ではない。あくまでパスを出す前に相手選手の後ろに立ってボールを貰うと反則というルールでございます。
J:結局ややこしい説明になった気がしますけど、、、(汗)
次郎:(笑)、やはりホワイトボードなど使わないとオフサイドの説明は難しいですね。
J:では最後にUー24代表の注目ポイントについてお願いいたします。
次郎:一言で表すなら、国内組(Jリーグ)と海外組(主にヨーロッパのリーグ)の融合でございます。
J:なるほど、オリンピックに向けた6月の親善試合でも随所に見受けられた気がします。
次郎:6月5日ガーナ戦での上田選手(国)と久保選手(海)のパス交換からのゴールシーンや、田中碧選手(国)と遠藤航選手(海)がボランチで組んだ時の相性や距離感などは分かりやすかったのではないでしょうか。
J:遠藤航選手で思い出しましたが、今回のオーバーエイジ枠も注目ですね。
次郎:ええ、今回は日本屈指のディフェンシブな選手を選出しましたから。
次郎:基本的にオリンピックは23才以下しか出場できません(東京オリンピックは一年延期したので24才以下まで)しかし、1996年のアトランタオリンピックから導入された「23才以上の選手を3名まで登録してよい」というルールがオーバーエイジでございます。
今回選ばれた遠藤航選手、吉田麻也選手、酒井宏樹選手は守備に定評があり、この三人が後ろのポジションにいることで、前線の若い選手たちがボールを奪われることを恐れず、アグレッシブに戦えるのです。
J:いやー、今回の大会は期待してしまいますね。
次郎:そうですね。ただ油断は禁物です。日本が選ばれた予選グループAには強豪メキシコや優勝候補フランスがおりますゆえ、ただそれでも期待してしまうメンバーが今年は揃いました。
是非我々をいい意味で裏切ってほしいです。
J:今回は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
次郎:いえいえ、こちらこそありがとうございました。
J:サッカーファンのお嬢様、お坊ちゃまご覧いただきありがとうございます。
オリンピックが開催された暁には応援のほどよろしくお願いいたします。
実況はアカシJ、解説は明石次郎でお送りいたしました。では最後に、、、
J、次郎:頑張れ日本!
番組終了。
今回も阿呆な文章につきあわせてしまい申し訳ございませんでした!!!
終わり。