お嬢様、奥様、いかがお過ごしでございますか?
乾でございます。
本来ならば鮮やかな緑と心地よい風が気持ち良い5月のはずが
安定しない天候が続き、いつの間にやら6月となってしまいました。
梅雨の候、季節の変わりめでございます。
お体には十分お気をつけ下さい。
今回は、私の好きなシャーロック・ホームズの推理小説より赤毛組合のトリックついてお話させてくださいませ。
赤毛組合でのトリックは本作発表以後に赤毛トリックと呼ばれる、
トリックの王道となったものでございます。
私が幼少のころ読んで、ホームズの大ファンになったきっかけの
お話でございます。
謎の組織赤毛組合、しかし事件の本質は赤毛組合ではなく、
注意を赤毛組合の方へ逸らす物であり、その陰で進行している犯罪への道筋だったのです。
これは、手品等で”ミスディレクション”や”ミスリード”といった
たとえば、右手に観客の注意をひきつけている間に左手でトリックを完成させる手法を大がかりにしたものともいえます。
映画の色々な作品でも、この赤毛トリックを応用したトリックを使った物がたくさんございます。
「ダイハード3」などは代表的でございますが、他にも色々ございますので探してみますと楽しゅうございますよ。
もし、ご存知でしたらお教えいただけたら幸いでございます。
私が御屋敷でお務めさせていただけるようになり、1ヶ月が過ぎました。
お嬢様、奥様のお優しい笑顔に支えて頂き、未熟な私も無事にお迎え出来るようになりましが、まだまだ至らぬ所がございますので精進致します。
お嬢様、奥様がお屋敷にお帰りになるのを心よりお待ち申し上げてります。