旅先のお嬢様、別宅でお過ごしのお嬢様。
健やかにされていますか?
藤堂でございます。
本日は宝塚歌劇ミュージカル「カサブランカ」のお話でございます。
名高いアメリカ映画、お嬢様方には馴染みが薄いかと存じますが、ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマンのコンビで映画化され、一世を風靡した名作のミュージカル化でございます。
舞台は1910年、モロッコの都市カサブランカ。
人々は国外に亡命を図るが、渡航の書類が整わない。
この街でナイトクラブを経営するアメリカ人リックはパリに居た時の恋人イルザと再会する。
イルザこそパリでリックが愛して愛して心を捧げた人である。
イルザがリックの前から姿を消したのは何故か?
忘れようとした想いが再び燃え上がるラブロマンスの展開です。
宙組の新人トップ大空祐飛、野々すみ花がお披露目公演に相応しい、精いっぱい、消えたはずの恋が、甦る愛を、愛しさを表現してくれます。
映画の挿入歌「時の過ぎゆくままに」AS TIME GOES BYがまた素敵です。
宝塚を愛されるお嬢様、まだご覧になられた事が無いお嬢様。
是非観て頂いて、大人の愛の物語を楽しんでくださいませ。