春と桜

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。綾瀬にございます。

春の陽気をめいいっぱい浴びて気力に溢れる今日この頃でございます。
日中は暖かく夜は涼しいこの時期は何もなくとも「素晴らしい」と独り言が溢れる始末で、誠に幸せを感じております。

今年の桜は満開と思いきや気温がグッと下がってしまい、しっかりと花見が叶いませんでした。
しかしお買い物の道中やお散歩がてらにふと花びらが目に入り、辺りを見渡すと近くに桜が咲いているなんて事がございまして、その度にすこし嬉しい気分になったものでございます。
やはり「四季を感じる」という行為のそのものが心を豊かにしてくれるのでしょうね。

という訳で久しぶりに一句ご披露いたしましょう。
遡る事昨年の9月の日誌で新しい趣味として紹介いたしましたが、こっそりコツコツ一応続いておりました。

 

『君想い画角を下げた夜桜や』

 

お給仕の終わりに庭園の桜を見ながら考えた句でございます。

それでは本日はこの辺りで。
ご帰宅をお待ちしております。