お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。綾瀬にございます。
若干ながら気温も落ち着きを見せて参りましたね。特に夜には鈴虫が鳴き、風も気持ちの良いものとなりました。とは言えまだまだ急な猛暑に見舞われることもございましょうから、ご油断なく日々をお過ごし頂ければと存じます。
さてそんな日々でございますが、やはり季節の変わり目こそ四季というものを強く感じることが出来ますね。
実は私最近新しい趣味を始めたのでございます。それはズバリ「俳句」でございます。
風の噂で心を整える方法の一つとして自然に触れる様に季節の言葉に触れる事が良いと聞きまして取り入れてみた次第でございます。
これがまた面白くごさいまして、書店にございます入門書の内容に従い俳句の定型を掴むとそう難しくなく一句作る事が可能でございます。
そして何より俳句のネタ集めに積極的になりました。日がな一日自室に篭ってしまう事も珍しくなく徒歩5分の外出も億劫な私からすると大きな進歩でございます。室内に居ては季節を感じる事はどうしても難しいですからね。
初めは格式高くおいそれと近づけないイメージがございましたが、意外にも気を楽にして取り組んでも良いものでございましたのでこれからは趣味としてコツコツ続けたいと思っております。
もしお嬢様もご興味がおありでしたらおっしゃって下さいませ。いつか句会などを開催いたしましょう。
という訳でございますのでせっかくです。一句披露させていただきましょう。
『十六夜やマルガリータはまだ六分』
先日お屋敷のブルームーンにてお給仕をいたしました時に考えた句でございます。
それでは本日はこの辺りで。
ご帰宅をお待ちしております。