百合野でございます。
8月に入りまして、縁日に出かけたいな、なんて思っておりましたら、とある思い出が記憶から蘇ってまいりました。
以前、使用人達で縁日に行った事がございました。
その時は遊びにつれていってくださるリーダー的存在の先輩フットマンがおりまして、その方か皆を集めてくださいました。
せっかくなので風情を味わおうと、皆で浴衣をまとってのお出かけ。
そして、珍しくその縁日にはお化け屋敷がございました、怖いものみたさに皆で体験する事に…
入ってみるとなかなか怖かったのですが、私は大丈夫でした…
と、思って出口を出た瞬間!!
「わー!!」
っとその先輩が出口で待ち伏せをしていて、私を脅かしました!!
…それが一番怖かったです。
…本気でびっくりしました。
そして、私の後に続いて出てくる使用人にも同じくその先輩が「わー!!」とすると
わたくし以上に驚いた次の使用人は。
「ぎゃー!」
と飛び上がり。
素足で草履を履いていた先輩の足を
驚いた使用人の下駄の歯(足の下の出っ張り)で踏んでしまい。
「ぎゃー!!」「ぎゃー!!」
と…
重なって…
こだましましたとさ。
ちゃんちゃん。
つまり私がこの日誌で言いたかった事は
お出かけするにはリーダーが必要であり、いらっしゃらない場合は自ら動かないといけないという事でございますね。
お嬢様がどうか素敵な夏を過ごせますように。