皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
晩白柚の皮の処理が思ったほど上手くいかず日々モヤモヤしており、いつかリベンジしたいと思っておりましたが、その機会はすぐに訪れました。
地方の直売所に立ち寄った際、大量の金柑が安価で販売されていたのです。
すぐさま金柑について検索してみると、ジャムも良いけれどもコンポートの方がより手軽とのこと。
これはリベンジするしかない。
晩白柚の皮でなくとも何か果物を煮ることで気分も晴れるだろう。
「焦るんじゃない、私は果物が煮たいだけなんだ」
そう己に言い聞かせた私は、一袋20粒ほどの金柑を三袋購入し、コンポート作りに挑みました。
まず金柑のヘタを取って洗い、横半分に切ります。
そして種を取り出すのですが、この作業が何気に大変。
重労働というよりは、長時間の軽労働といった趣で、ただひたすらに種を取り出します。
種を取り出したらあとは簡単。
水と砂糖と共に煮ていきます。
購入した金柑の皮は若干固かったので、ちょっと柔らかくするために弱火でコトコトと煮詰めていきます。
水分を飛ばしすぎたせいか、カラメル煮のような飴色になってしまいましたが、これはこれで美味しそうな色合い。
食パンに乗せて食べると、美味しい!
フルーツパイのような味わいです。
この金柑コンポートが成功したことで、私の「果物を煮たい欲」も昇華されたように感じました。
次の煮たい欲は秋、りんごの時期にまたフツフツと沸き上がってくることでしょう。