初夏を思わせる春の陽気の中、いかがお過ごしでしょうかお嬢様、お坊ちゃま。
紅茶係の白川でございます。
本日はあっという間に過ぎてしまう春を閉じ込めました紅茶のご紹介。
それでは参りましょう。
季節紅茶の魅力の幕開けでございます。
それはどの様な紅茶でございますか?
??「それは、ティーサロンに春の訪れを告げる紅茶でございます。」
そう、聡明なお嬢様、お坊ちゃまならもうお分かりのはず。
本日は、春の訪れに相応しい紅茶〝チェーホフ〟の魅力にわたくし自身が迫ります!
ティーサロンに春が近づきますと毎年、お目見えしますチェーホフは桜とのフレーバーティーでございます。
桜の香りをまとったセイロンティーにさくらんぼの香りも少量加え、ニルギリをブレンドしスッキリとした印象のセイロンティーとニルギリを合わせる事により紅茶らしいコクをプラスいたしました(伊織より)
ひとたびチェーホフをカップに注ぎますと最初は桜の良い香り、のちにさくらんぼを思わせる甘酸っぱい香りが広がります。
また、ニルギリをプラスしコクを加えましてもその飲み口は軽く、桜の香りもあいまって和食との取り合わせも良い紅茶でございます。
ミルクと相性も良いですが香りの為にもミルクの量は控えめにとの事でございます。(伊織より)
チェーホフの名前の由来は「桜の園」を書きましたアントン・チェーホフから。
桜の園は世界中で本や演劇になっている作品でして、内容は悲しい物語なのですがそこにチェーホフが色々なメッセージを込めた作品でございます。
ご興味ありましたら普段から教養の高いお嬢様、お坊ちゃまの教養を更に深めるかと存じます。
是非ご覧下さいませ。
そんなチェーホフも四月いっぱいのご提供でございます。
青葉も茂り始めました初夏の入り口にもう一度春を。
次回はどの紅茶にいたしましょう?
それでは次回まで、
ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。