ラプさん

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

久々に紅茶係を仰せつかる機会がございました。実はご用命のお茶を淹れる合間に使用人たちの賄い茶を作ることが私の密かな楽しみでございます。

もちろん使用人たちがいただく物ですからお嬢様が召し上がるような上等な茶葉とは異なりますが、ブレンドの余りでしたり、各々が持ち寄ったお茶でしたり様々です。

一工夫したお茶を仲間たちが「お!」という顔で飲んでいるのを見ると次はどんなお茶を淹れようかな、とつい張り切りたくなってしまうのです。

こうしたちょっとした体験が今後のお嬢様へご提供するお茶の品質向上につながれば、などとひっそり企んでいる隈川でございました♪

隈川