お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
幕を開けました2024年と申しますと、4年ぶりの閏年でございます。
だからどうしたと言われればおっしゃるとおりそれまでなのですが、
例年よりも一日多いわけですから、何だかラッキーでございますね。
天から与えられたその24時間で何をしようか、思案が止まりません。
年末は一年間書き溜めた日記を振り返るだけでも大変でございました。
充実した日々を積み重ねられたのもひとえにお嬢様のお陰でございます。
改めまして感謝申し上げます。2023年は誠にありがとうございました。
そして本年三月でお屋敷は18周年。夢の大台も近づいてまいりました。
お嬢様が安心してお過ごしできる場所をこれからもずっと残せますよう
使用人一同、一層の誠意を持って、本年も給仕に励んでまいります。
いつも変わりない日常を大切に。
そして変わりゆく時代にいつも新鮮な心で向き合えるように。
まずはお屋敷で新年の挨拶が叶うと嬉しゅうございます。
お嬢様のお早いお帰りをお待ち申し上げております。
能見