We are

窓を開けると夏の名残を感じながらも涼やかな風が自室に吹き抜けます。

お恥ずかしながら「重陽の節句」の意義を初めて知った能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

執事歌劇団のInstagramでもお伝えをいたしました通り、富士登山に赴きました。

的場、影山とともに三名で臨みました。かなり異色のメンバーでございますね。

「ご来光」すなわち富士山から日の出を見るということが目標でございまして、

上り下りで二日間かけて富士山と向き合う素晴らしい機会を頂戴いたしました。

 

結果、三人とも無事に頂上まで辿り着き、「ご来光」を拝むことができました。

日本一高い山に登ったという達成感に満たされ、同時に安堵感に包まれました。

無事に怪我なくお屋敷に戻ることが、何よりの最優先事項でございますので。

秋のはじまり。早速たくさんの思い出ができました。

 

道中で数多の写真を撮ってまいりましたので、別の機会にお届けいたします。

我々の富士山登頂のリアルな様子をぜひともお楽しみにお待ちくださいませ。

 

行楽の秋という言葉の通り季節に触れる機会を今年は増やしていく予定です。

勇気を持ってお外の世界に出ていきませんと、新たな発見は少ないでしょう。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。何事もチャレンジしていく所存でございます。

 

「虎」で思い出しましたが、こちらの日誌がお嬢様の目にとまるころには、

わたくしが贔屓にしております某球団は「アレ」を達成できたのでしょうか。

ティーサロンが創設されてからの長い年月、一度も味わったことのない悲願。

目標に向けて日々頑張るスポーツマンはいくつになっても憧れでございます。

 

能見