日本人が好む数字として「3」があるというのはよく知られていることですが、いや、日本人に限らず人間の好む数字といってもよいかもしれません。

なにせ世界中に三大なにがしというものがあまりにも多く存在しているのですから。

いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

世界三大なにがしというと、お屋敷としては一番最初に連想するのは世界三大紅茶ではないでしょうか。キームン、ウヴァ、ダージリンの三産地をさす言葉でございます。ただし、三大紅茶、もしくは三大銘茶という呼び方は日本くらいでしか通用いたしません。

商業的な画策などがうごめいていたのでしょうか……?

 

私的には三大なにがしに日本由来のものが含まれていると、なんだか懐疑的になってしまいます。

例えば世界三大美女のクレオパトラ、楊貴妃と並ぶ小野小町や、世界三大キノコ「トリュフ、ポルチーニ、マツタケ」に含まれるマツタケなどです。

 

失礼ながら小野小町様がいかに美しかったかは勉強不足ではありますが、はたして何千年という歴史の中で選ばれる3人の中に本当に選ばれるほどの方なのだろうか……マツタケなんてありがたがって食べるのは日本人くらいだそうですが、そんなマツタケが本当に世界のトップ3に選ばれるものだろうか、と都合よく日本国内向けにだけ制定されたもののように感じてならないのです。

 

あくまで個人的な感想でございます。

勉強を怠らず、できるだけお嬢様の前で恥ずかしいところをお見せしないように努めてまいります。