照りつける太陽の暑さと寝苦しい夜に心身共に疲れやすい今日この頃。
いかがお過ごしでしょうかお嬢様、お坊ちゃま。
紅茶係の白川でございます。
本日は心身の疲れ、特に心を癒すのにぴったりな紅茶のご紹介でございます。
それでは参りましょう。
それは貴方にとってどの様な紅茶でございますか?
??「それは、使用人として私の心血の全てを注いだ紅茶でございます。」
心血の全てを…
その言葉にどれほどの思いを込めた紅茶なのかが伝わって来ます。
本日はフットマンティーの魅力、二度目の登場。
ティーサロンではファーストフットマン、執事歌劇団では歌唱を務めます隈川の〝オルソ〟の魅力に迫ります!
まずオルソはりんごの香りのアッサムをベースにしましたブレンドティーでございます。
その他にコクを出す為にキームン、より香りを高める為にリラックス効果の高いカモミールとハニーブッシュをブレンドしております。
カモミールは大地のりんごとも呼ばれ、その香りもりんごを彷彿とさせ、ベースのりんごのアッサムとの相性も非常に良いものとなっております。
またカモミールには消化を促進し不安をやわらげ安眠効果などあらゆるリラックス効果がございます。
りんごのアッサムとカモミールをハニーブッシュのはちみつに似た香りが包み込み、互いが互いに香りを高め、優しい甘い香りが心を落ち着かせリラックスさせてくれます。
ここで思うのは隈川のもう一つの紅茶ネーヴェもりんごのルイボスティーでございます。
ネーヴェもオルソもりんごの紅茶。
これには理由があるのでございますか?
隈川「それはりんごが好きだからでございます。特にその香りが好きでございます。」
との事。
ネーヴェとオルソの違いはネーヴェがりんごの鮮烈な香り、まるでりんごの香りをそのまま感じている様だとしたらオルソは優しいりんごの香り。甘く優しく丸く、ゆっくりと感じさせリラックスさせてくれます。
隈川「また、意外にもりんごの香りはお食事の邪魔をいたしません。」
確かに、食材として使われる事も多いりんごはお食事との相性も良いのは頷けます。
また、オルソのベースはアッサムを使用しておりミルクとの相性も良く、キームンによって高められたコクがミルクに負けず、オルソの魅力を損なう事なくミルクティーをお楽しみいただけます。
ここでお知らせでございます。
この度ギフトショップにて隈川のオリジナルイラストを使用しました今治産のハンカチタオルがお目見え。
肌触りが良く吸水性も高いミントグリーンのタオルに、青りんごを頭に乗せ、眼鏡をかけキュートに舌を出した白くまの可愛らしい刺繍が目を引く品でございます。
実用性も高く可愛らしいこの品を是非、ギフトショップにて手に取っていただけると幸いでございます。
また、隈川はこの今治タオルについて、知らなかったことがあるとの事。
その件は是非、ご帰宅の際に隈川にお尋ねくださいませ。
最後になりますが、オルソの名前の由来でございます。
オルソはイタリア語で熊を意味し、ギリシャ後ではまっすぐ、純粋な、などの意味を持ちます。
熊は隈川のトレードマーク。
そして、日々の生活で歪みかけてしまうお嬢様の心を正したい、まっすぐ、純粋にと言う意味も。
また、隈川はこう言っておりました。
「紅茶というのは嗜好品、無くても生きてはいけます。ただ、その嗜好品に救われる事もあるはず。」
「私はそんな使用人になりたいのです。」
次回はどのフットマンティーにいたしましょう?
それでは次回まで、
ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。