椎名でございます。
梅雨入りしたかと思えば、執事歌劇団の公演期間に突入し、気がつけば早めの梅雨明けなどと言う話も耳にする今日この頃。
お嬢様はいかがお過ごしでしょうか?
タイトルにもございます通り、このほど無事、執事歌劇団第15回公演のすべての演目をお送りすることが叶いました。
メンバー達と違い、私個人のSNSを所有してはございませんので、こちらの場をお借りして、お嬢様にお礼を申し上げたいと存じます。
昨年6月、悔しくも公演を中止せざるを得なかったあの時の記憶が、無事素敵な記憶として更新することができましたのは、支えてくれた屋敷の者たちや関わってくれた様々な方々。
そして何よりも一年間一緒に空白の時間を過ごしてくださった。お嬢様がいらっしゃったからこそでございます。
お嬢様がそばにいらっしゃったからこそ我々は乗り越えることができました。
改めて心より御礼申し上げます。
実は初日の公演、オープニング曲がかかった瞬間、不意に涙が出そうになりました。
開演のブザーから、拍手のSE。
一曲目の『Jewel Box』が鳴り響き、上手から駆け込んでくるイーデンの舞台上に駆け上ってきた時の横顔を舞台袖から眺めておりますと、こみ上げてくるものがございました。
思わず自身の最初のセリフが、出てこないんじゃないかと思える位の感動があったのでございます。
あの瞬間の団員たちの気迫、そしてお嬢様との一体感は、今でも、脳裏に焼き付いております。
これまで多くの公演を行って参りましたが、あんな体験は今回が初めてでした。
早々と思い出の宝箱にしまいこんでしまうには、あまりにももったいない私の大切な大切な記憶でございます。
これにて15回公演の物語は一旦終了でございますが、今後も催しや映像作品をお届けする機会が待っております。
寂しい気持ちになるのはまだ少し先の事なのはなんだかありがたいですね。
ぜひとも、お屋敷でお会いした際には、ご感想を直接賜れますと幸いでございます。
それでは。