言語

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様方。

香川でございます。

真夏日や猛暑日という言葉を早々と聞いたせいで、
今年紫陽花の季節は来ないのかと心配致しましたが、
まるで嘘のような多湿の日々が到来してございますが、いかがお過ごしでしょうか。

雨の日などはどうしても屋内で過ごそうという気持ちになりますが、
そうなるとつい目の前に流れ行く情報を漫然と眺めるという時間が増えておるようにも存じます。

反省すべきところは反省しつつ、、

ただ、思わぬ発見もあったりするものでございまして。

特に最近ハッとさせられたのは、普段何気なく使っていた言葉がよくよく調べてみると誤った用法であったという事でございます。

お嬢様は「ジンクス」という言葉はご存知でいらっしゃいますか?

香川はこの言葉、前にもあったから今回もというような、良くも悪くも繰り返される出来事、といった意味あいで捉えておりました。

ところがどうも正しくは、よくない出来事のみを対象とする言葉なのだそうでございます。

この宝くじ売り場で買うとよく当たるそうだから、ジンクスにあやかって…
などといった使い方は、相当わけの分からないことになっていて、当てにいっているのかはずしにいっているのかどっちなんだ!?という具合でございます。

また、沈黙は金、という言葉もございますが、
あれはただ黙っているのが良いというわけではございませんで、
口は禍のもとということわざの意味あいを重ね合わせると良いかもしれません。

海外には、唇を制する者には知恵がある、という言葉もあるようで、
思ったことをそのままポンポン言ってしまうのはいかがなものかという事なのでございましょうか。

以前に比べますと、外国語が聞き取れず目を白黒させる機会が増えてきたなとぼんやり感じておりましたが、
この様子ではまずは日本語力をということになりましょうか。
日々意識して高めて参りましょう。

そうは言っても時には、香川が妙なことを言っているなと気づかれることもあるかもしれません。
その時はすぐに教えてくださいませ。

あ、ああ、
英語は大丈夫です…。
自覚、ございますから。