ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もお役に立てるよう誠心誠意努めますので、何卒よろしくお願いいたします。
ここのところ寒さもいよいよ本格的でございますね。こんな時期はついつい鍋を作りがちです。
昔はなんとなく鍋といえば大人数で食べる物、という認識がありましたが自炊をするようになってからは一人鍋にもすっかり慣れました。
肉に野菜にキノコやお餅。
色とりどり個性的な具材がスープによって調和してゆく。
まるでティーサロンの使用人たちのようですね。
お肉も野菜もまとめて「鍋」であるように、各個人に個性はあれど皆スワロウテイルというスープに入ればひとくくり「使用人」なのですから。
お嬢様に美味しくお楽しみいただき、心から温まってもらえますように。
味のある使用人でありたいものです。
あ、お嬢様。
お鍋ができました。