司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
新年、明けましておめでとうございます。
あるいは、
寒中お見舞い申し上げます。
いまさらの話で恐縮でございますが、昨年を振りかえりまして、司馬が毎週の楽しみにしておりましたのは、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」でございました。
ほっこりとした家族風景と、それと対比するかのように殺伐とした権力闘争、コミカルな台詞回しに隠された、一筋縄ではいかない登場人物たちの奥行ある描写など、実に見ごたえのある作品でございます。
何度となく、鳥肌の立つような思いを味わせていただきました。
まちがいなく、歴史に残る傑作と申せましょう。
脚本の三谷幸喜氏には、惜しみない賛辞と拍手を贈らせていただきたいと存じます。
さて、今年の大河ドラマは「どうする家康」。
脚本は、古沢良太氏でございますね。
「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」、司馬が大好きな「デート〜恋とはどんなものかしら〜」を執筆されていらっしゃいます。
ウイットに富んだ会話、視聴者をあざむく見事などんでん返しなどが持ち味で、たいへん巧みなストーリーテラーではないでしょうか。
“歴史物”という、あらすじや落ちまで知れ渡った、ネタバレの極致のジャンル。
しかも大河ドラマという制約の多い中で、毎週どのような語り口を見せてくれるのか、本当に楽しみでございます。
二年間にわたって、毎週の楽しみが続くとは、司馬も幸せ者でございますね。
では、お嬢様方にも、毎週と言わず、毎日毎日の楽しみが訪れますように、初詣でお祈りを捧げておきましょう。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。