2023年、年始のご挨拶

椎名でございます。

お嬢様、あけましておめでとうございます。

 

新しい年が訪れましたね。

お正月はいかがおすごしでございましたか?

昨年中ごろには少し時勢も落ち着きを見せ、ティーサロンもパーテーションの廃止でテーブル回りがすっきりとしたり、お屋敷での催しの再開などと、大きな一歩を踏み出す一年となりました。

マスクに関しては変わらず着用を必要とする日々が続いておりますが、最近はまた感染者も増えております状況を鑑みますと、歩みは進めつつもまだまだ油断せずに過ごすのが良いでしょう。

しかしながら、今の状況となり早3年ほど・・・・

今年こそはコロナ禍を打開したいものでございます。

 

さて、年始はティーサロンも少し長めにお休みを頂戴してございますが、

今年も数の子をはじめとしたプチお節料理を作っておりました。

特に私にとって数の子は年明けには欠かせないものになっており、

毎年年末に仕込んでございました。

 

今年は昨今の食材高騰の影響か例年の様な価格では手に入らなかったのですが、

替わりに国産のもの400g程度を納得いく価格で入手することが出来ました。

 

まずは塩抜きし、薄皮を剥いてからタレに付け込むのですが、この「薄皮むき」がとても地道な作業で、梅酒づくりの際の「梅のほし取り」に通ずるものがございます。

もくもくと数をこなしていくうちに、雑念が取り除かれ、気持ちが落ち着いてくるのです。

まさに年末を過ごすにふさわしい作業と言えましょう。

 

お嬢様は初詣などお出かけになりましたか?

 

改めまして、お嬢様の毎日が素敵な日々となります様、使用人一同努めて参りますので、

2023年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

それでは。