お嬢様、あけましておめでとうございます。
琴の音を聴くたびに心が清らかに。そのような気がする能見でございます。
お嬢様、お元気でいら坊ちゃまっしゃいますでしょうか。
さあ。遂に2023年の幕が開けました。
今年はどのような年にしようか、お嬢様はお悩みのことかもしれませんね。
ご自身の歩幅でかまいませんので、どうかごゆっくりお考えくださいませ。
お嬢様の目の前には、たくさんの可能性が散りばめられておりますので。
まずは昨年末に溜まったお疲れを癒すところから始めるのもよいでしょう。
お外が明るいうちから日本酒やワインをゆっくりと嗜むことができるのも、
このお正月、そして三箇日の持つ大変大きな醍醐味のひとつでございます。
カウントダウン生配信を見返しながらというのもよろしゅうございますね。
昨年はお屋敷のティーサロンを、ギフトショップを、
そして執事歌劇団をご愛顧くださり、誠にありがとうございました。
お嬢様と歩んだ一年間。我々にとりましても大きな宝物となりました。
使用人を代表いたしまして、改めまして深く感謝申し上げます。
お嬢様からいただいたひとつひとつの宝物を大切に、
これからも我々は前へ進んでまいります。
今年の大晦日には両手いっぱいに抱えきれなくなるくらい、
たくさんのすてきな思い出に囲まれておりますように。
私も心を込めて給仕に励み、お嬢様の笑顔のため、尽力いたします。
こちらの宣誓を、私からの年始のご挨拶とさせていただきます。
能見