百合野的紅茶の淹れ方その①『抽出時間』

自室で紅茶を淹れる時あまり美味しく淹れられない。
というお声を耳にする時がございます。

伊織が動画で基本的な紅茶の淹れ方をご案内しておりますが、こちらでは百合野個人的な伝え方で紅茶の事をご案内をさせていただこうと思います。

※個人的な見解としての案内でございますので、予めご了承くださいませ。

少し遠回りな案内をさせていただきますが私としては、紅茶の事を知って頂く事で美味しく淹れる事ができるかと思いますのでそちらをご案内させていただきます。

お茶の味は

・茶葉とお湯の量のバランス
・茶葉の鮮度
・お湯の温度
・抽出時間

で決まります。

それでは…
極端な例え話をさせていただきます。

・3分レシピの紅茶を1分で淹れたらどうなるか?

答えは
香りはするものの渋みやコクがほとんどない紅茶が出来上がります。

※補足
逆に…
香りだけ知りたい時はざっと淹れても大丈夫でございます。
あまり強い紅茶が得意でない場合は1分の方が美味しく感じる場合もございます。


・3分レシピの紅茶を5分以上で淹れたらどうなるか?
答えは
紅茶にもよりますが、茶葉が奥底に持っている苦味等、雑味が出てまいります。

※補足
逆に…
茶葉が持つ成分を知るには長時間レシピはありです。(どんなに抽出してもある程度以上味が変わらない茶葉も存在します)
ミルクを入れるとまれに濃いめのミルクティとして秀作が生まれます。


紅茶は
香気→味の深さ(旨味)→苦味やエグ味(雑味)
という順で抽出されます。

この構図を知っていると紅茶を操る事ができるかと存じます。

個人的にはゴールデンルール以外の事も知っておくと色々な状況に対応できるかと思います。

紅茶に関してはついつい長くなってしまいますので

続きはまた次回。

この後の日誌では
・茶葉の鮮度の保ち方
・お湯の温度について
・メーカーのレシピ通りに淹れているけれど美味しく感じない!という場合の対策

等を綴ってまいりたく存じております。

ではまた、ティーサロンでお待ちしております。