司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
いまだ汗ばむ陽気も続いておりますが、庭園から聞こえる蝉の声に、ツクツクボウシの鳴き声が交じるようになりました。この声が聞こえますと、秋本番が迫っていることをしみじみと感じさせられます。
心なしか、朝夕の風も涼しげに思えて参りましたが、そろそろ夏の疲れが出てくる頃でございます。季節の変わり目は、特にご油断なさらずに、体調を崩さぬよう、ご自愛くださいませ。
さて、延期となっておりましたハリウッド映画の大作が、このところ、ようやく続々公開の運びとなっております。娯楽映画好きの司馬といたしましては、うれしい限りでございます。公開が伸びたため、ゆとりをもって編集の手直しができたのか、なかなか良作に恵まれているような気がいたします。
首を長くして上映を待っておりました、「フリー・ガイ」というコメディを先日鑑賞いたしましたが、これは非常に傑作でございました。今年拝見した映画の中では、ベスト1でございます。機会がございましたら、お嬢様方もぜひご覧くださいませ。
また、ほぼ2年近く公開延期となっておりました007の最新作・「ノー・タイム・トゥ・ダイ」も来月に公開となります。映画館に足を運ぶのが、ますます楽しみとなってまいりました。
これから、夜はますます深くなってまいりますが、当家のホームシアターにも夜長の退屈をお慰めする傑作が勢ぞろいしております。どうぞ、ご安心なさって、実り多き芸術の季節をお迎えくださいませ。