若葉萌える好季節となりました。
お嬢様いかがお過ごしでしょう、乾でございます。
今回は私の好きな5月に開花時期を迎えるアヤメ(アイリス)についてお話させてい
ただきます。
花言葉は「良い便り」「メッセージ」「希望」でございます。
花色は紫、青紫、白、などですが私は青紫が好みでございます。
また「何れ菖蒲か杜若」の慣用句もございますね。
これは美しく優劣がつけがたい、選択に迷う、見分けがつきにくいといった意味に用
いられます。
更にアイリスのギリシャ神話もございます。
全知全能の神ゼウスの妻ヘラに仕えるイリスは、ヘラにとても可愛がられていまし
た。
しかしゼウスに幾度となく求愛され困ったイリスがヘラに相談したところ、七色に輝
く首輪を与えられ神々の酒を髪の毛に3滴ふりかけてもらいました。
するとイリスは虹の女神へと姿を変え虹を渡る神々の使者となり、振りかけた酒のし
ずくが地上に落ちアイリスの花になったとされております。
花には見て楽しむだけでなく色々な意味や物語がありますね。
お嬢様もお好きな花の持つ意味や物語を探してみてはいかがでしょうか。
では、お嬢様のお帰りをお待ちしております。
追伸:今月は端午の節句がございますので「兜」を折ってみました。
桐島にかぶらせて門番でもさせましょうか。