激動の毎日がようやく現実に戻ってきたという実感を感じますね。
2020年も半分が過ぎ去ったことに驚愕を覚える能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。
「セカンドスチュワード」の任に就きまして1年が経ちました。
リボンタイを着用していたころを思い返してみると、んん……。
特に何も変わっていないような。その時は特段思いませんでしたが、
1日1日の地道な積み重ねが大切なのだと改めて感じる所存です。
ちょうど4年前の執事日誌を、偶然拝見する機会がございました。
「……何を考えているんだ、この使用人は!?」と半分は思いましたし、
「やっぱり根っこの部分は全然変わっていないなあ」とも感じました。
しかし、恥ずかしいものですね。きっと二度は見ないでしょう。
そして考えてみますと、大きく変わったのは自室の内装でしょうか。
読書をする必要性を感じましたので、新しく本棚をこしらえました。
電子書籍も悪くないのですが、紙媒体の方が気分的に落ち着きます。
あと「読んでいる感」というプラシーボ効果も案外大切なのですよ。
あとはワインセラーを自室に設けまして、空箱の木箱が増えました。
現在3年程使用しておりますセラーが、いよいよキャパオーバーに。
もう少し容量の大きいものを買い足さなくてはいけなくなりました。
熟成に耐えうるワインが徐々に増えてきたことは喜ばしい悲鳴です。
1年後にはどんな部屋になっているのでしょうか。
わたくし自身も、とても楽しみなのです。
能見