ファーストフラッシュも出回り、セカンドフラッシュも摘まれようかという時季となりました。
日に日に近づく夏を窓外に感じる毎日でございます。
いかがお過ごしでしょうか、伊織でございます。

所変われば水も変わります。
お屋敷で淹れる紅茶と別宅での紅茶に差異を感じられたとしても、しかるべきなのかも知れません。
水を変えることでお茶の味わい、香り、水色も変化するわけですが、何がどう変わるのか、というのはなかなかつかみづらいものです。

そこで、極端に水質の違う水を作って実験してみてはいかがでしょうか?
わたくしも紅茶の勉強をする最中で触れた実験でございます。
用意するものは、

・水
・紅茶葉
・クエン酸
・重曹

以上でございます。

クエン酸を溶かした酸性水と、重曹を溶かしたアルカリ性水を作り、それぞれで淹れた紅茶を飲み比べるわけです。
味わい、香り、水色……そのどれもに、普段召し上がる紅茶からの変化が認められるはずです。ひとつお話のネタにお試しになってみてはいかがでしょうか?

また、あまり極端に強酸性、強アルカリ性に作る必要はございません。お体に触りませんようお気を付けくださいませ。