毎日藤堂執事がお嬢様に挨拶をしている様子を見ておりますと、私たちの日常にとって本当に大切なものを教えていただける気がいたします。
朝目が覚めて一杯の紅茶を淹れ支度をし、燕尾服に袖を通しティーサロンの準備をする。
そしてそこにはお嬢様の姿とゆっくり過ぎる時間…
表情を眺めながらお継ぎ足しやデザートのタイミングを伺いながら
本日はどんなお気分か、どんな紅茶やスイーツをお出しするべきかを読み解いていく。
そんな、言葉の無いお嬢様との会話を重ねてまいります。
当たり前の様に見えて、たくさんの出来事から生まれた奇跡の様な空間。
そちらを重ねられる事がいかに恵まれている事か痛感いたします。
本日も美味しい紅茶やスイーツをご用意してお待ちしております。
お顔が見れない時間もどうか素敵に過ごされております様に。