酉の日

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年も酉の市の季節がやってまいりました。
毎年11月の酉の日に開催され、 「運をかき込む」「幸運をかき集める」ことができる道具という縁起物の熊手が売られていることで有名なお祭りです。
私自身、特段に日本の伝統や文化を大事にしている意識はありませんが、十年ほど前からでしょうか、熊手を購入して部屋に飾るようにしております。

この熊手、毎年大きくしていくのが良しとされているのですが、これがなかなかのネックとなっております。
最初は千円程度の小さなものから始まるのですが、数年後には倍々とまでは行きませんが、大きく、値段も高くなっていきます。
熊手の価格帯はなかなか微妙に設定されており、千円単位で刻んでいくのが難しくなっています。
大きさも、ある価格帯から急に大きくなり、大きくなるということは重くなるということでもありますので、飾る場所に細心の注意を払わなければなりません。
買い始めた時から覚悟はしておりましたが、 この先、何年も、何十年も、まるでポーカーのレイズ(上乗せ)が如く、始まったら降りられないヒリヒリした気分を毎年味わうことになるのでしょう。