夏の訪れ

司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?
七月を迎えました。いよいよ本格的な夏が帰ってまいります。

つい筆が滑りましたが、夏は“帰ってきた”、反面、冬は“やってきた”という感覚が当てはまるような気がいたします。私見でございますが・・・。夏が“去りゆく”という、惜しみゆく思いを込めた言葉はございますが、冬が“去りゆく”という表現はあまり口にいたしません。冬がやっと“終わる”という言葉なら、違和感がないような気がいたします。夏の訪れには、なにかわくわくとするような期待感がございます。
それゆえ、“帰ってきた”という待望の想いが溢れ出てしまうのでしょうか?

待ちに待った夏休みもやってまいります。お嬢様方が毎日、楽しく過ごせればこれに勝る喜びはございません。本日は、なにをいたしましょうか?
海水浴、プール、野外イベント、肝試し、バカンス。こんな言葉を並べるだけで、もう居ても立っても居られない気持ちが表情に表れてしまいます。お嬢様方のお望みにいつでも応えられるよう、使用人たちの準備にも怠りがあってはなりません。では、まずビーチパラソルを倉庫から出してまいりましょうか。

以上、夏の到来を間近に感じて、いつもよりも気持が高揚している司馬でございました。暑さが苦手で、秋の到来をお待ちのお嬢様には申し訳ございません。

では、今回はこの辺りで失礼いたします。