お坊ちゃま、お嬢様。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。
先日は、私と桐島のエクストラティーでした。
お召し上がり頂きありがとうございます。
不思議な二人、いや、不思議なペンギンとシロクマでございました。
お楽しみ頂けたなら、幸いです。
さて。
毎度申し上げることですが、
言葉が多いことがよいことではない、
私はそう考えております。
逆説的に言えば、
どれだけ言葉を綴ろうと、
人間の気持ちというものは、
表しきれないものだ、とも言えるかもしれませんね。
私たちが、お屋敷の門を叩いて、
二年が経ちました。
記念の、区切りの日は、
くしくも門出の日ともなりました。
やはり、我々に似合うのは、
笑顔、でございます。
皆様もどうか、笑顔で。
皆様の笑顔は、私達の、何よりの宝物でございます。
皆様の笑顔を
手向けの花束として、
浪川に送りたく存じます。
ただ、冗談ぶって、
お預かりした花束を、
えいと、投げつけてしまいそうな気は致しますが。
改まったことは、苦手なものですから。
私達の盃は、
割れることはありません。
ですから、私が、言えることは。
さらば、友よ。
またうまい酒でも飲もう。
だだ、それだけのことにございます。
才木