ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。
月の頭には執事歌劇団の公演もあり、その間ティーサロンを空けておりましたが無事に屋敷に戻りましたことご報告とともにお礼申し上げます。
ところで、お話は変わりますが最近1日が24時間しかないことにもどかしさを覚えております。
1年間の中で何度か執務に追われ手が回らなくなるタイミングがございます。出来うる限り手元に仕事を残したくないタイプなので、これがなかなかに堪えます。
そんなときによく「あー1日があと5時間延びれば、給仕も稽古も曲作りも溜まった執務も全部出来るのになあ」などと妄想するのです。
…はい、その通りでございます。
そんなことを考えている間に手を動かせば良いのですよね。
「時間を作る」と言いますが厳密には「余計な時間を削る」ことの方が効率的なのかもしれません。
ですが、やっぱり余計に思えるような時間の中にこそ大切なことがあるように感じてしまい、1日の時間が5時間延びる妄想を辞められないのです。
隈川