身の程を弁える

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

身の程を弁える、という言葉がございます。

なんだか一種の諦観のような、ネガティブな響きに聞こえるかもしれませんが、私の個人的に好きな言葉の一つです。

これは決して従僕である自分を卑下して申しているわけではなく、純粋に大切なことだと思うのです。

自分自身の能力や価値を分析するということは、多かれ少なかれ誰もがしていることではないかと存じます。

大切なのは現状を傲るのでも、嘆くのでもなく、向き合うこと。

私にしかできないことがなくとも、その時々に私ができることを見つけたいと思います。

隈川