お嬢様、お坊っちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。才木でございます。
近頃はお日柄もよく、暖かく過ごしやすいですね。
花粉さえなければ、快適な日々ですよね。
恨み辛みは尽きないところです。
さて、先日も申しましたが、
お給仕をさせて頂いて1年が経ってまいりました。
同期3人、仲良くこの日を迎えられましたことは、
感謝の気持ち尽きないところですし、その幸運を喜ばざる負えません。
この1年、ティーサロンにも様々な変化があったことと思います。
ただ、乗り越えて、受け止めて、邁進する、何がありましてもこれに尽きるところではないかと。
忘れることと慣れることも、個人の考えとしては、良いことではないと、存じております。
楽に生きる、これは素晴らしいことです。
とはいえ、苦があってこそ、な部分もしばしば。
全てを内包するのが、やはり人の常ですから。
結局のところ、私としては、全ても楽しんで、参りたいなと思うところなのです。
温かく支えて頂いた御恩に報いる為にも、
同期3人尽力し、しかし気負わず、
いつもニコニコと励んで参りますよ。
大それたことですが。
皆様の素晴らしい人生の、一助が出来れば、
これが何よりの幸福です。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
……
「桜」「団子」「会う」
春は出会いと、別れの季節でございます。
どちらも突然に、いずれはやってくるものかも知れません。
桜いうのは、とみに綺麗なものですね。でもそれは終わりがあるものこそ、と思うことがあります。
散りゆくものは美しい。
でも、やはり、そんな美しいものを目の前にして、感じるのは、お腹が減ったということですね。
生を感じると、結局お腹が減るのです。そして、酒を飲みます。
少し酔って参りますと、より綺麗に見えて参りますね。
桜の樹の下には、死体が埋まっている。それは恐らく担保なんでしょうね。
両極があるから、いとをかし。
さらばさらばと散りぬるを。
来年はまた新しい桜に出会いますね、
それはきっともっと美しいのだろうと、期待を込めて。
春眠を貪りたい時節ですね。ゆるりと。
……
掌編でも綴ろうと思いましたら、
ただのミニコラム・ポエムになってしまいましたね。
何となく文章に浸るというのも楽しいものですよ。一活字中毒者としては、お勧め致すところです。
とりとめのなくなって参りましたので、
本日はこの辺りで失礼致します。
続きは書庫の片隅で、お話出来れば。
では。
才木