終わりの時は始まりの時でもある
お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう、金澤でございます。
4月になり新たな生活をスタートされているお嬢様も多いことで御座いましょう、慣れぬうちは大変な事も多いと思います。慣れてしまえば大概の事は大丈夫になります。
いつの間にか「最初は大変だった」なんて言っているご自身に気づく筈でしょう。
影ながら応援しております。
話は大谷選手のホームランばりにカッ飛びますが、お嬢様聞いてください
私が大切に毎日愛用していたカップが終わりを迎えました…
10年です。使い始めてから…
取っ手の付けねにヒビが入り騙し騙し使っていたのですがとうとうポロっと取れてしまいました…
とりあえず形だけでもと接着剤でつけました。
取っ手を使わず冷たい物を飲む時に使うという手もあるのですが私の事です、無意識に取っ手を持ち太ももにおっこどし泣きながら床を拭く姿が…
無理に使うのは止めておきます
とはいえ、捨てる事は絶対できないので活用方法を考えてみました。
花を飾る?ペンたて?
蕎麦がきを作る茶碗、銘『そばがき』?
とりあえずこちらです
かいわれ育てる事にしました。
透明な容器の方が良いかもしれませんが、まあやってみましょう!
このカップにとっての新たな始まりです
過去に大きな志しで始めた金澤農園がありました。
枝豆やトマト、ナスなど育ててみるものの、ことごとく台風にやられ、農場主のモチベーションと同じく荒廃していった金澤農園
お嬢様に農園の様子を聞かれても、「何の事でございますか」としらばっくれた金澤農園
カップひとつから再出発です。
『 田園 』♪
園田「呼びました?」
金澤「?あっ、よんでません」
いつかにつづく