椎名でございます。
あれだけ寒い日が連日続き、お屋敷周辺の桜も蕾のまま忍んでいたかと思えば、
いつの間にか満開となっており大変驚かされました。
さて、そんな桜たちにも祝われる本日、Swallowtailは12周年を迎えました。
わずか8テーブルから始まったティーサロンが大きくなり、今日まで歩んでこれましたのも、
日々お屋敷を愛し、私共の事を忘れずにご帰宅くださるお嬢様がいらっしゃったからでございます。
改めまして、使用人を代表し御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。
使用人は、お嬢様に楽しんで頂く為、心からお寛ぎ頂く為に日々務めてございます。
新たなお食事や、紅茶の考案。
催し事の企画。
Beverage unitや、紅茶部、執事歌劇団による特別な贈り物。
気付けば学生時代の気持ちに立ち戻るように、自身でも楽しい時間を過ごさせて頂いておりますが、
全てはお嬢様の幸せのためにと思案する12年でございました。
使用人などが申すには、あまりにもおこがましい事かと存じますが、まるで家族の様に接して下さり
私共を受け止めて下さるお姿を、心より敬愛しております。
これよりお屋敷は新たな年を迎えます。
これからも変わらず笑顔を賜れるよう、貴女の帰る場所をお守りしてゆきます。