さつきではない

ふと目を上げた街路のそこここに散らされた彩りと活気に、年の瀬であることを思い出させられました。
いかがお過ごしでしょうか、伊織でございます。

12月の異名と申しますと「師走」が初めに思い起こされますが、「茶月」という呼び方もあるのだということを知りました。
「さつき」ではなく、「さげつ」と読むのだそうです。
5月と混同する心配は無いようです。

お茶にまつわる言葉となると気になりますが、なぜ12月に「茶」の字が当てられているのかはいまいちハッキリいたしません。

2017年も様々なお茶との付き合いがございました。
使用人たちがお作りするオリジナルブレンドとの出会いをはじめ、セイロンティーの茶業150周年、ダージリン地方でのストライキやネパールでの洪水による茶生産への影響などが主だったところでしょうか。

来年はどのようなお茶との関わりが持てることでしょうか。
たくさんのよい知らせとよいお茶に出会えますことを願うばかりでございます。

どうぞよいお年をお迎え下さいませ。