夜明けのヴァンパイア

10月に入りまして何やら怪しい空気が漂っております…
そうか…当家に伝わるあの噂か…
申し遅れました、私は密かにお屋敷の不思議を調査しております金澤でございます。

お嬢様、これからのお話は絶対に他に話してはなりません。もし話されて何か事が起きても私はお助け出来ません。
ご覚悟がございましたら下記を読み続けて下さいませ。

ここだけのお話です
スワロウテイルの使用人の中に魔物がおります。そう、ヴァンパイアが…
まだ誰だか確実にわかってはおりませんが、自分が思うに怪しいと思う使用人がおります。
伝わる噂では特徴としまして、髪が長く、髪を一つに束ねているそうです。そのイデタチは見るからに怪しいですね。
いつもは感情をあまり表に出さず落ち着いていて、魔物とは思えね穏やかな雰囲気を醸し出しているそうです。
そしてお酒を飲むそうです。
これが当てはまる使用人は当家に3人おります。

フフ… わかりました

ズバリ! 胡桃沢! お前はヴァンパイアだな!
白状しろ 見るからに一番ヴァンパイアっぽいじゃないか!
まてー にげるなー 血をよこせ~ いやちがう まて~ 時任執事に言いつけるぞ~ まて~

ハロウィンに紛れ、魔物がいっぱいおりますので十分にお気をつけを…

『悪魔を憐れむ歌』♪