とにかく楽しいミュージカルです。是非お嬢様にも観て頂きたい。
1992年に映画が封切られて、その後ミュージカルになり、ロンドン、ブロードウェイ、パリ、バルセロナ、ミラノ等で上演され、大成功を収めました。
日本での初演は、2014年帝国劇場で上演され、その後厚木、盛岡、仙台、大阪、名古屋で上演され、各地の劇場で笑いと感動を与えたとの事で、藤堂も2年前に観劇し、その楽しさと笑い、そして人の優しさに触れ、感動したのも昨日のことのようです。
今回の再演はほとんど初演の時のメンバーですが、ダブルキャストです。
デロリス、ヴァン・カルティエは森久美子、蘭寿とむ、カーティス・ジャクソンは大澄賢也、石川禅が演じています。初演のダブルキャストは瀬奈じゅんと森だったかと存じます。
藤堂は森久美子で観ました。お嬢様方もご覧になられた方がいらっしゃると思いますが、オペラスタジオ出身なので歌唱力は抜群です。
テレビで料理番組で活躍していますが、ミュージカルにも沢山出演していられます。
その役に今回、宝塚花組のトップスターでありました蘭寿とむがダブルキャストで森に挑戦しています。
今回は宝塚時代から大変好きでした蘭寿とむの方で観て参りました。こちらも宝塚時代から歌唱力には定評があり素晴らしかったです。
個性の違う二人のデロリス、自分の持ち味でやっているのが両方観ましても楽しいです。
ストーリーはデロリス(森、蘭寿)はクラブ歌手としてステージに立つことを夢見ている愛人で、ギャングのボス(大澄、石川)は自分の経営するナイトクラブで歌わせてくれない。そんな矢先、ボスが子分と共謀して仲間を殺すのを目撃してしまったからさあ大変。
高校の同級生だった巡査のエディ(石井一孝)と再会し保護してもらう。
その先が教会、デロリスを修道女に変装させて、修道院でかくまう事となる。
デロリスは聖歌隊に参加し、あまりにも下手な修道女たちの歌に絶句、聖歌隊の特訓を始める。
修道女達のコーラスはみるみる上達し、注目を集めるようになり、噂がマフィアたちに知られさあ大変……
果たしてどのような結果になるのか、先ずはご覧くださいませ。
本日はこのあたりで
藤堂でございました。
次回は宝塚です。