1789 バスティーユの恋人たち

2015年6月~7月に宝塚歌劇で初演された作品で龍真咲主演で上演され、ご覧になられたお嬢様方には記憶されていられることを存じます。その作品を今回は帝国劇場で潤色・演出は宝塚と同じく小池修一郎さんで上演されました。今回は主役級の人がダブルキャストでロナン、マズリエが(小池徹平、加藤和樹)オランフが(神田沙也加、夢咲ねね)マリーアントワネットが(花總まり、凰稀かなめ)の宝塚卒業生、凰稀かなめは宝塚を卒業し、初めての女性役で初出演です。
藤堂は加藤、神田、花總ので見て参りました。
ストーリーはフランスで贅沢三昧で財政を圧迫する宮廷への不満が高まってきた1788年7月、フランスボーズ地方、税関が払えず土地を没収のうえ投獄されようとしていたその中にロナン(加藤和樹)の父もいたが、放たれた銃弾で父が死亡した。いつか父の仇と土地を取り戻すためにロナンはパリに向かう。そこで代議士のロペスピエール(吉川雄大)や弁護士のデムーラン(渡辺大輔)がフランス革命を起こす時だと人々に呼びかけていた。自由、平等の思想を唱える二人と意気投合したロナンは彼らの計らいで印刷所で働くようになり仲間とパレ・ロワイヤルのカフェに来て仲間のダントの恋人を紹介される。なんと妹のソレーヌ(ソニン)。彼女は生きるために娼婦になっていた。
1789年4月ヴェルサイユ宮殿ではマリーアントワネットを中心に仮装パーティーにうつつをぬかしていた。
財務長官ネッケル(立川三貴)財政破綻の深刻さを国王ルイ16世に進言するが聞き入れられない。
マリーアントワネットにはスエーデン貴族フェルゼンとの委任関係にあったが病弱な王子ルイ、ジョセフの事が気がかりであった。その王子の教育係オランフ(神田沙也加)がフェルゼンと王妃の密会の場所でロナンとオランフが出会い苦難を乗り越えて愛し合うようになり、この壮大なドラマが展開していきます。宝塚ファンのお嬢様ストーリーはは同じですが宝塚の舞台を思い出して仰いで今回の公演と比べて頂くのも楽しいと思います。是非是非ご覧くださいませ。小池徹平、凰稀かなめを観られなかったのが残念でしたが出演者全て歌が上手です。花總まりの歌唱力は一段と進歩があります。宝塚時代を見ていなかったのが残念です。
TAKARAZUKAステージで他の演目の彼女見たいと思ってます。神田沙也加の歌、演技力もミュージカルスターとして充実してきました。次回作が楽しみです。加藤和樹は初めてでしたが頑張ってました。9月の舞台「真田十勇士」に期待しています。藤堂のもう一つの楽しみ、ジュージカルを観ますと、この役は歌劇団のこの役は葵にこの役は百合野にこの役は環この役は伊織になどと思いをめぐらせるのも楽しいひとときでごさいます。

では本日はこのあたりで・・・・・・・・・・
藤堂でした。