春光慕情

お嬢様、お坊ちゃま方、ご機嫌麗しゅう、香川でございます。

三寒四温という言葉もございますが、文字通り寒さよりも暖かさを感じる日が増えて参りましたね。

こたつでぬくぬくと縮こまっていたいという日々から、
啓蟄さながら、新鮮な外の空気を求めて何かと動き出したくなる頃合となってきたかと存じます。

もともとドアマンは外の空気に触れっぱなしでございますので、
いまさら外に出たいなどと思うことはこれっぽっちもない、

と、思っておったのですが、、、
それを覆す出来事がございました。

先日いつものようにティーサロンの門を朝一番に開いてみると、

その門へと続く階段に、それはそれは見事に朝日がまっすぐ差し込んでいたのです。

冬の時期にはなかったことですから、おそらくこの季節だけの事象なのかもしれません。

最近の香川の楽しみは、この眩いばかりの光のシャワー。

しかしほんの数分で、気の早い太陽は天頂へと駆け上がって行ってしまうのですが…。

まるで何かにそっくりです。

どうぞお早いお帰りを。
サロンにてお待ち申し上げております。