ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。隈川でございます。
あっという間に2月にございます。
2月頭の行事と申しますとやはり節分でございましょうか。
『鬼の面をつけた人間に謎の呪文を唱えながら大豆をぶつける』
節分という文化を全く知らずにこの光景に出くわしたら、動揺すること間違いなしのこの行事。
海外から見たらトマト祭りの慎ましい版などに見えるのでしょうか。
おや?お嬢様も節分についてあまりご存知でないのですか?
では、節分について掻い摘んでご説明致しましょう。
本来は文字の通り各季節の分かれ目を意味する言葉でございましたが、現在では冬から春にかけて立春の前日に当たる2月3日を指す言葉として残っております。
なぜこの日に豆を撒くのでしょう?
実は室町頃より伝わる風習でございまして、邪気の溜まりやすい季節の変わり目に合わせ
『魔の目に、豆をぶつけ、魔を滅する』
え?駄洒落…?何を仰いますか、日本特有の願掛けでございます。
また、この時の豆は炒った物が最適だそうで
『魔の目(マメ)を射って(炒って)魔滅(マメ)となる』
え?また駄洒落…?何を仰いますか、こちらも日本特有の願掛け、願掛けでございます。
魔を滅する。豆。
お嬢様にもお召し上がりいただきたい。でも、ケーキやスコーンとご一緒に大豆ではお口がパサパサになってしまう…
ということで僭越ではございますが、2月3日にご用意しております私のエクストラティーのベースに体に優しいマメ科のルイボスを飲みやすくアレンジしてご用意致しました。
『魔の目にルイボス(マメ科)を小まめに射る(淹る)ことで魔を滅する』
なんて。
初めてのエクストラティー、試行錯誤しながらも懸命にご用意致しました。一杯でもお召し上がりくだされば幸いです。
隈川