天高く馬肥ゆる秋もだいぶ深まってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
最近はエリザベスやヴィクトリアのいななきが、心なしかうれしさを増したように感じる、ドアマン香川でございます。
先日は玄関に控えておりますと、いななきに混じって鈴虫の鳴き声が聞こえてまいりました。
今年はひぐらしの声を聞く前に雨天続きとなり、一気に秋になったような気が致しますね。
芸術の秋などともよく言われますが、何かを愛でるならば、まずは自分自身の五感が解放されていることが大切であるかと存じます。
何かにとらわれている時には、物音がしても気付かない時もあるかもしれません。
心ここにあらずといった時には、何を召し上がっても味がしない、もしくは覚えていないといったことはございませんか。
お嬢様方に少しでもおくつろぎいただけるよう、使用人たちはサロンにてお仕えをしております。
五感を開いてさまざまな秋をお楽しみ頂けますように、お帰りをこころよりお待ちしております。