皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
今年の梅酒も無事に仕込み終わりました。
ベースになるお酒を何にするかが毎年の悩みどころなのですが、今回はドラマ『マッサン』ブームに乗っかり、通称「ヒゲのウイスキー」で漬けてみることにしました。
ラフロイグのような癖の強い味を好む私からすると、スモーキーフレーバーが薄く、ただ飲むには物足りなさそうですが、甘い香りとクリアな風味が梅の酸味を上手く引き出してくれそうです。
しかし、ウイスキーを瓶に流し込んでみて初めて気付いたことがあります。
いえ、恥ずかしながら、漬ける前に気付いてしかるべきなのですが…。
ウイスキーは元から色が付いております。
それ故、既に1年近く漬けた梅酒のような色合いをしているのです。
これでは色の変化を楽しめないのでは…。
少々落胆しておりましたが、逆に考えることにしました。
色の変化を楽しめそうにないということは、何度も瓶の様子を見なくても良いということ。
瓶を揺すらず、一年間放置しておけば、梅酒が出来上がるということ。
何とお手軽な!
「男子三日会わざれば刮目して見よ」ならぬ「梅酒一年会わざれば刮目して見よ」。
来年が非常に楽しみです。