皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
相変わらず寒い日々が続いておりますね。
ところで、皆様はどのような暖房器具をお使いですか?
お屋敷のサロンは暖炉を常に焚いておりますが、ご別宅ではエアコンをお使いでしょうか。
私はと申しますと、実はエアコンの温風が苦手です。
冬場はエアコンの室内機のみならず、室外機にまでカバーをしております。
エアコンの風は部屋が乾燥するからということもありますが、温風により身体全体、特に頭が熱くなり、のぼせてしまうからというのが大きな理由です。
ちょっと寒いくらいの方が、頭も回り、機敏に動けるものですから。
そんな私が好む暖房器具は、一点集中型暖房である電気ストーブです。
今冬も、数年前に購入した愛用のカーボンヒーターを引っ張り出して使用しておりました。
つい先日のことです。
カーボンヒーターの電源を入れたとたん、「バチッ!」という不穏な音と共に、焦げ臭い匂いがしてきました。
実は以前にもカーボン管が焼き切れて消灯し、初期不良で交換したことがあるので、瞬間的に「あぁ、もうカーボン管の寿命か、買い換え時だな」と覚悟しました。
しかし、ヒーターを見てみると、カーボン管は未だオレンジ色に灯っています。
なのに、焦げ臭さはある。
不思議に思ってあちこちチェックしてみると、何と!
電源コードの本体側が断線し、ヒーターの台座が焼け焦げてしまっていたのです!
これは怖い…。
使い続けるには不安しかありません。
急ぎ買い換えることにしました。
しかし家電業界は日進月歩ですね。
私がこのカーボンヒーターを購入した当時は、扇風機のような形をしたハロゲンヒーターが主流で、だんだんとカーボンヒーターが出始めてきたくらいでした。
2015年の今、購入目線で電気ストーブ業界を見てみると、既にカーボンは過去の物となり、「シーズヒーター」が台頭してきているようなのです。
シーズヒーター?
調べてみると、仕組みはともかく、カーボンよりも高寿命・高効率・低電力とのこと。
よし、今回はこれにしてみよう。
安全性も考慮して、お値段やや高めの日本製を購入することにしました。
早速使ってみると、これが科学の進歩かと感心してしまうほどの暖かさ。
10段階の温度目盛りがあるのに、1で十分な暖かさを得られます。
しかも、カーボンヒーターのように伝熱管が赤く灯らないのです。
余計な明かりもなく、どんな局面でも非常に快適に使えます。
これでこの冬も乗り切れそうです。