宝塚歌劇100周年の記念すべき最後の作品『PACK』ショー・ファンタジー「クリスタルタカラズカ」が月組公演でございます。お嬢様方はご覧になられましたか。『PACK』は、シェイクスピアの「真夏の世の夢」を基礎にした、人間に恋した妖精パックが愛する人を守り、活躍するミュージカルで、龍真咲が美しく可愛く心を暖かくしてくれ、見終わった後も、ほのぼのと心暖まる物語です。
1992年に涼風真世を中心にその頃の月組で上演され今回再演された作品です。主題歌には松任谷由美の「ミッドサマー・イブ」100周年に相応しい曲でより作品を盛り上げてくれています。妖精パックが人間界でどんな活躍をするのか、是非見て下さい。この作品で龍真咲の魅力が一層増加し次の作品が楽しみです。
美弥るりか、凪七瑠海、珠城りょうの活躍も素晴らしく、次の宝塚を盛り上げてくれると思います。珠城は2月19日より24日迄日本青年館で上演される『Bandito(バンディート) 義賊サルヴァトーレ・ジュリアーノ』で主役で登場です。
「クリスタルタカラズカ」は水晶、結晶の意味で8章にまとめられ各タカラジェンヌを生かした作品で、娘役のダンス、黒エンビの男役の群舞と100年最終を飾るに相応しいショーです。
本日はこのあたりで、藤堂でした。