司馬でございます。
皆様、お健やかにお過ごしでございますか?
ここのところ肌寒いを通り越し、朝晩、薄着では震えてしまいそうな季節となりました。
冬の訪れでございますね。
街を歩きますと、マフラー姿の方も目立つようになりましたが、いまだ日差しは暖かさを残しておりますので、お昼は汗ばむこともございます。
どうぞ、こまめなお召し替えをお心がけになり、体調を崩しませぬよう、ご自愛くださいませ。
さて、冬の楽しみの一つに、熱々の食べ物がございます。
たとえば、おでん。
お嬢さま方、おでんの具はなにをお好みでございますか?
私は、大根を一番に推してしまいます。定番中の定番で、なんのおもしろみもございませんね。
しかしながら、寒い夜にたっぷりの出汁を含んだ大根の一切れは、体を芯から温めてくれます。
それに、すこし多めに辛子を添えたこんにゃくがあれば、もう言うことはございません。
とはいえ、不思議なもので、好みの具材だけのおでんというのも、なにか物足りなさを感じてしまうものでございます。
あまり好みではありませんが、今晩は昆布と玉子にも挑戦してみましょうか。
では、お嬢さま方、そろそろお食事のお時間でございます。
熱々をご用意いたしますので、冬の夕暮れには道草などはなさらず、お早くお帰りくださいませ。
では、今回はこの辺りで失礼いたします。