藤堂でございます。
宝塚100周年の東京は「Shall we ダンス?」周防正行監督の
映画をミュージカル化してのスタートです。兎に角面白い
この役は今の宝塚では壮一帆しかいないと思えるほど、
ぴったしののはまり役、主人公の同僚を夢乃聖夏がオーバー
な演技で本当におかしく笑いっぱなしです。
物語はどこにでもいる平凡な会社員ヘイリー(壮一帆)
仕事にも家庭にも何の不満もないもののある日、
ダンス教室の窓辺にたたずむ美しい女性に惹かれ
社交ダンスの教室に通う女性教師エラは男役の(早霧せいな)
が演じていて、とても色っぽく影のある役を、しっかりした
演技でした。平凡な会社員が何かをしてみたと思う事を実現
してくれるようなストーリーで映画も大変ヒットしましたが、
ミュージカルにした宝塚版も楽しく宝塚ファンのお嬢様方には
ぜひ観ていただきたいと思います。
ショーは「CONGRATULATIONS 宝塚!!」
100年のスタートにふさわしいパワフルなステージショーです。
観客と一緒に祝う趣向で雪組のメンバーが客席に降りて駆け回る
場面が2回もあります。
男役の壮一帆がドレスを着て登場する場面はスカートの前部分
が開いている衣装で足が丸見えで、観ている客が、足、足、と
言っていられるのが耳に入る程でした。
男役の人が足を見せるドレスの場面は少ないのではないかと
思われますが、楽しい場面でした。
何と云っても男役のタカラジェンヌの全員がタキシードで踊る
「男祭り」は何日観ても圧巻です。
初めて宝塚を観られるお嬢様には是非2本立てで、ショーの
ある出しものから観て頂きたいと思います。
本日はこの辺りで失礼いたします。
藤堂でございました。