お嬢様、いかがお過ごしでしょうか。
古谷でございます。
私、サロンでのお給仕を仰せ付かってから早いもので1ヶ月が経ちました。
広大なお屋敷での生活にも少しずつではありますが慣れてきました。
先輩方と食事をご一緒させていただく機会もございまして、給仕についての話や紅茶やお酒の話、様々な貴重なお話をいただき充実した日々を過ごせております。
しかしながら、お給仕に関しましてはまだまだ未熟でございます。
先輩方の動きは優雅で美しく、スピーディ、お嬢様をお待たせしない綺麗な動きをしていると感じておりまして、私もその様に在りたいと思いながら己の未熟さを悔やむ日々が続いておりました。
それでも、こうして充実した日々を過ごしていると感じられているのは全て、先輩方、そしてお嬢様のおかげであると存じております。
私にとっては険しい道のりかもしれませんが、早く一人前の使用人になるべく精進致しますので、今後ともよろしくお願い致します。
それでは、本日はこの辺りで失礼致します。
また、次回のご帰宅でお会い出来る日を楽しみにお待ちしております。
古谷